今回は2002年にドイツゲーム賞を受賞した、不朽の名作「プエルトリコ」を紹介します
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プレイ人数 |
2人～5人 |
| プレイ時間 |
70分～120分 |
| ルールの複雑さ | ☆★★★★（難しい） |
ドイツゲーム賞とは
ドイツゲーム賞はボードゲーム大賞(ドイツ年間ゲーム大賞)と双肩を並べる賞で、一般のゲームファンの投票によって選出されるものになっていますヽ(・∀・)
つまり、プエルトリコは2002年においてボードゲーム愛好家の中で1番人気のあった作品ということになります！
ゲームの目的
あなたはプエルトリコ島に住む領主です。
あなたは様々な事業をして一番島の発展させていくゲームです。
一番、島に貢献したプレイヤーが勝者になります。
プエルトリコの特徴
このゲームはバリアブルフェイズシステムというゲームシステムを初めて導入した作品です♪
バリアブルフェイズシステム
バリアブルフェイズシステムがどんなルールかというと、何種類のアクションが用意されているので、自分の手番にその中から好きなアクションを実行できるというもの。
そして、自分の手番以外でもそのアクションに便乗してプレイができる、というシステムです。
1ラウンドの中でプレイヤーが選択したアクションを全員がプレイするため、まるで1ラウンドのフェイズがプレイヤーの選択によって可変的に変わるため、バリアブルフェイズシステムと呼称されています。
バリアブルフェイズシステムの概要を説明したところで、プエルトリコの特徴を紹介していきます♪
早い物勝ち
プエルトリコで用意されているアクションは全部で7つ。
「開拓者」「建築家」「親方」「監督」「商人」「船長」「金鉱堀」
この中から自分の手番になったら、この7つの中から好きなアクションを選択して、実行します。
そして、次の手番の人は残ったアクションの中から1つアクションを選んで実施します。つまり、スタートプレイヤーにはフルで選択肢がある一方で、後ろの手番のプレイは限られた選択肢しかない、ということですね
なお、アクションは1ラウンド毎にリセットされて、選ばれなかったアクションの上には1金が置かれます😃放置されているアクションにはボーナスがつきます♪
親アクションが強い
もう1つの特徴としては、自分が選択したアクション(親アクション)は他のプレイヤーができるアクションよりも強いということです(･∀･)/
本来なら貰えないモノがもらえたり、安く仕入れたり、逆に高値で物を売ることができたりします(≧▽≦)
親アクションなら買えた！お金が足りた！なんてことが結構発生して、涙をのむこともありました（笑）
なので、後手番の時はいつも「○○アクション残れ～」って祈りをささげていますw
ゲームの終了条件
ゲームの内容について説明が終わったので、次はゲームの終了条件を説明していきましょう。
プエルトリコの終了条件は3つ！
- 誰かが12ある建物スペースを全て埋めた
- 場にある勝利点チップが売り切れた
- 労働者駒が全て売り切れた
終了条件を満たしたラウンドでゲームが終了し、その時に一番勝利点を稼いだ人が勝者になります。
勝利点は「勝利点チップの点数」+「建物の点数」+「大きな建物のボーナス」の3つの合計です(･∀･)/
頑張って一番高い点数を目指しましょう✭
アクショの種類
次はアクションの説明に行きます！アクションは先も説明したように7種類！
開拓者
開拓者は自分の個人ボードに農園タイルを置くアクション！
農園を置くことでトウモロコシやコーヒーなどが作れるようになります
親アクションボーナスは農園タイルの代わりに石切り場タイルを獲得できること！
石切り場は農園と違って生産には繋がらないけど、建築費用を抑えることができるようになります(≧▽≦)どっちも悩ましい…
建築家
続いて、建築家は建物を作るアクション！
製糖場・コーヒー焙煎所など生産系の建物や倉庫・市場・商館など特定のアクションを強くする建物などがあります。どれを作るか、悩ましいですよね💦
また、大きな建物という高いけど点数が超稼げる建物も存在します。大きな建物は絶対に1個は欲しい（笑）
親アクションボーナスは建築費用が1金安くなります。魔物：1金足りない…を解決してくれる心強い味方ですね（それでも1金足りない、ということはデフォルトですw）
親方
親方は労働者を集めるアクションです。
人がいなけば農園も建物もただの空き地！苦労して用意しても効果を発揮しませんΣ（・□・；）効果を発揮するためには労働者を農園・建物に配置する必要があります。
労働者コマを配置して初めて起動します
労働者の取り方は労働斡旋所にいる労働者コマを親から順に1個ずつ取っていきます。（余った労働者は港に置いて、次の親方アクションで配置できます）
親アクションボーナスは追加で1人もらえます
なお、労働者はこのアクション後に場の働き口(要は全プレイヤーの個人ボードの空きマス)の数だけ人が集まります。プエルトリコ、地味にすごい島ですね。
監督
監督は農園の生産をするアクションです！生産拠点がある資源を獲得できます。
親アクションボーナスは1個資源を追加で獲得できます。プエルトリコで生産されるものは5つ。トウモロコシ・インディゴ・砂糖・タバコ・コーヒーです。
注意しないといけないのは、3点
- トウモロコシ以外の品物は農園と工場(建物)のセットで生産ができる
- 労働者がいない農園・工場からは生産ができない
- サプライがないと生産できない（誰かが独占したりすると生産できない）
ちなみに、初めて遊んだ時に独占みたいな状況が発生して、一人詰んでしました…
商人
商人は資源を売却しお金を稼ぐアクションです。
親アクションボーナスは1金高く売れます。
このゲームは定期収入がなく、お金を得られるシーンが限られるため、収入は超重要。
なお、商店の縛りがかなりキツイため、気をつけてください。
- 商店には4個までしか資源を置けない。
- 商店には同じ資源が置けない。
- 商店に4個置くまでは資源は取り除かれない。
- 商店に4個資源が置いた瞬間にこのアクションが終了し、商店がリセットされる。
か、金が足りない…
船長
船長は商人の勝利点版！資源を船に乗せて乗せた数だけ勝利点をもらえます。
親アクションボーナスは勝利点1点のボーナスです。
船は商店の逆で1つの船に同じ商品しか乗せられませんΣ(￣ロ￣lll)
これも同じく、船が全部埋まったら出荷されて船が空になります。
船長アクションの最大の特徴は出荷できなかった商品は1個を残して全て捨てないといけないこと！注意して商品をストックしないと泣きを見ることになります
金鉱堀
最後は金鉱堀。金鉱堀は親だけが1金をもらえるアクションです。
他のアクションと違い受けられる恩恵は少ない代わりに他の人には利用されないアクションになります。
お金が足りない時は頼ってみましょう。
このゲームの面白さ
コンボを作るのが楽しい
プエルトリコは自分の領地に農地や建物を作って得点を稼いでいくゲームです。
こういうゲームの醍醐味は自分なりのコンボを作ること！1点特化していくのか、全体的にバランス良く資源を獲得していくのか、欲しい建物をいち早く確保していくのか。色んな選択肢があって、どの戦略が最適解なのか、を探していくのが楽しいです♪
計画通りプレイできるか、ハラハラドキドキ
このゲームの最大のポイントは窮屈さ！
親アクションじゃないと取れないタイルがあるので、相手がどのアクションを選ぶか、毎回ハラハラします。無事、やりたいアクションがプレイできたら、まだ買っていないのに、妙な満足感があります（笑）
また、他にも、商人や船長でも置ける資源に厳しい制限があるので、妨害しやすいし、妨害されやすいです。制限された状況で如何に自分のやりたいことを実現させることが面白いです😃
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定期的にボードゲーム会を開いています
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