今回紹介するのは「イスタンブール ダイスゲーム」
以前の投稿で「イスタンブール」を扱ったと思うのですが、あれを30分以内で遊べるようにダイスを使ったゲームにしたリメイク作品です😃
プレイ人数 |
2人〜4人 |
プレイ時間 | 20~40分 |
ルールの複雑さ | ★★★★☆(やや難しい) |
繰り返し遊べる |
★★★★☆ (何度でも遊べる) |
ゲームの目的
ゲームの目的は通常のイスタンブールと同じ!
ルビーを6個集めること!
それ以外のルールも本家、イスタンブールにだいぶ似ています。
ゲームの準備
準備することは3個
・ルビーの配置
・モスクタイルの配置
・その他資源の取り出し
ルビーの配置
このゲームボードに
こんな感じでルビーを置きます
1番小さい数字のところは置かずに、それ以外の丸に全部置きます
モスクタイルの配置
通常同様、モスクタイルがあります。
今回はランダムに6枚オープン。残りを裏向きに重ねて置きます。
お金の配布
あとはお金を渡すだけ。スタートプレイヤーは0金。2番手は1金、3番手は2金…と手番が遅くなるにつき、1金多くもらええます😃
これで準備完了!
個人ボードとかがなくなっているので、準備が簡単になっていますね
ゲームの進行
ルビーの入手方法
手番の説明の前にルビーの獲得の仕方を説明します(・∀・)/
ルビーの獲得方法は3種類!
・お金と交換
・商品と交換
・モスクタイルを4枚集める
主な流れは通常版と大体一緒です。
ルビーを獲得すると、次のルビーの値段が上がるところもちゃんと継承しています^_^
例えば、最初10金のルビーを獲得すると、次にルビーを取る人は12金支払わないといけません
違うところは「商品と交換」!
このゲーム、ダイスゲームということで、サイコロの出目で商品を獲得します。運任せということで、中々に狙った資源を集めることが難しいです💦
と言うことで、通常だと4種すべての商品が必要だったところを、同じ種類でもルビーとの交換が可能になりました\(^o^)
以下にムダなく、少ない商品でそろえるか、が大事になってきますね
最後のモスクタイルは4枚集めるだけ。
本家は2枚×2セットでルビーを2個もらえたのですが、今回は制限がなくなった代わり、4枚必要になりました。
モスクタイルを買うと、ダイスやアクションが増えたり、マイラウンド3金もらえたりします。
自分の行動が安定するので、運に大きく左右されるダイスゲームのモスクタイルは本家のモスクタイルよりも強い感じがしています。
手番
自分の手番でできることは2つ
・ダイスを振る
・アクションする
ダイスを振る
手番の最初に行うことはダイスを振る!
最初に振れるのは5個!いっぱい振れるのは嬉しいですね。
振ったダイス目がもらえる資源になります。
出目は6種類
上の青・赤・黄色・緑が商品の出目、
下の金色の1と灰色の四角はお金とカードの出目です
通常版だと、青の宝石の価値が他の商品よりも高いのですが、このゲームだと同じ価値になっています。
アクションする
ダイスを振ったら、アクション!2回まで行動ができます。
アクションの種類は9種類!
上の4つは商品を別のものに交換します。
例えば、1行目。同じ種類の商品2個でその商品のストックをゲット!
2行目は違う商品2つで、水晶をゲット!そんな感じです。
※水晶はサイコロを降った後に使えて、好きな数のサイコロを振りなおすことができます。
5個目6個目は払った個数だけできるアクション
お金はサイコロ1個につき2金もらえます
カードはサイコロ1個につき1枚、バザーカードをドロー!その内の1枚を即時発動です。
7個目はモスクタイル!
モスクタイルに書かれたコストを払うともらえます😃
モスクタイルだけ、永続で効果を発動できるので、結構美味しいですよ
最後はルビーへの変換♪
商品やお金でルビーを買っちゃいます。
アクションが2回しかないので、なるべく無駄はしなくないですね。
ちなみに、商品とお金、カード1個が同時に出ると、最悪です😨
商品とお金、カードを全部使える出目はないので、必ず使わないダイスが出ちゃいます…
こうならないことを祈りましょう💦
このゲームの面白さ
しっかり考えるダイスゲーム
このゲーム、元がよく考えて遊ぶゲームだったこともあり、簡単になっても戦略的に遊ぶ要素をきちんと残っています。
サイコロを沢山振るゲームは有名なものだと「ブラフ」とかがありますね。以前解説したゲームだと「ライナークニツィアの戦国時代」や「海底探検」があります。
こうしたゲームは出た目で勝負する運ゲー要素が強いです。あんまり拡大再生産したり、安定したプレイをしたりする感じではなくて、出目に一喜一憂します。
一方、このイスタンブールダイスは出目で一喜一憂する要素に加えて、ストックを獲得したりした戦略性も入ってきます。
運要素が強いけど、ちゃんと2手番・3手番先を見通したプレイが求められる。そんなところがこのゲームの魅力です♪
本家とも違うプレイ感
運要素が強いので、本家ともだいぶ違った感じで遊べます。
特にルビーを獲得するまでの道のりは全然違いますね〜
本家は欲しい商品がある時はその場所へ行って、獲得します。
一方、ダイスゲームは欲しい商品があっても獲得できるのは、出目次第です
つまり、
本家は確定で手に入るが故に最短で動く効率性が大事なのに対し、ダイスゲームは如何にダイスの運要素を減らす安定性が大事になってきます。
どちらも良作なのは違いないですが、
運に振り回されることなく、きちんと考えて遊びたい人は本家を
難しいゲームではなく、もっとライトなゲームを遊びたい人はダイスゲームを遊ぶのがおススメです。
イスタンブールとイスタンブールダイスゲーム、遊んだことがない人は是非両方とも遊んでみてください♪
定期的にボードゲームのイベントを開催してます^_^
このゲームがやりたくなったら、是非遊びに来て下さい😃
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