今回紹介するのはハンザの女王!
色んな港で交易を行い、ゲーム終了時のポイントを競うゲームです⛵️
プレイ人数 |
2人〜4人 |
プレイ時間 | 45分 |
ルールの複雑さ | ★★★★☆(やや難しい) |
繰り返し遊べる |
★★★★☆ (何度でも遊べる) |
ストーリー
舞台は中世後期のヨーロッパ。ハンザ同盟と呼ばれる都市同盟が、欧米北部の経済圏を支配していました。その中心都市であるリューベクは「ハンザの女王」と称され、隆盛を極めたと言われています。同盟都市のうち、ロンドン・ブリュージュ・ベルゲン・ノヴゴロドの4都市は商館が設置された、外地ハンザと呼ばれていました。
あなたはリューベクの商人となり、この4都市が交易先を飛び回ります。より多くの商品を、より繁栄した都市から仕入れ、利益を上げるのです。各都市の繁栄・衰退をうまく読みより多くの富を築きあげましょう。
(説明書より一部改変)
ハンザの女王はロンドンやブリュージュ、ベルゲン、ノヴゴロドの4都市を回り、富を気づいていく、そんな感じのゲームです(*・ω・)/
ゲームの概要
このゲームは3ラウンド制!
ラウンド毎に山札を作って、山札がなくなるとラウンド終了。これを3回繰り返して点数を競います
ゲームの準備
ではではゲームを始めて行きましょう!
最初に準備するのはこの2つ!
・山札の作成
・ボードの準備
・手札の準備
・山札の作成
カードは2種類。
裏面にHANSAと書かれたものが通常カード、
裏面に箱が書かれているカードが贅沢品カード。
通常カードの山から12、贅沢品カードの山から、8枚を一緒に混ぜて20枚の山札を作ります。
余ったカードはわきに置いておきます。
・ボードの準備
まずは繁栄マーカー
4色のマーカーをすべて左から2個目の場所に置きます
次にカードの配置
山札のカードを全部置きます。
贅沢品カードがめくれたら、巾着袋から贅沢品コマを置いてきます
・手札の準備
手札は使っていない通常カード4枚から2枚を選びます。
盤面を見て何が欲しいのかを見極めつつ、選びましょう!
ゲームの進行
ではさっそく遊んでいきましょう。
カードの獲得
自分の手番でできることは「カードを表向きで出す」か「カードを裏向きで出す」かの2択。
表向きで出すと、出したカードの色と同じ色の場所のカードが1枚取れます。
逆に裏向きで出すと、好きな位置のカードを取れるのですが、ラウンド終了時の得点やカードの効果は使えません。
その後、好きな繁栄度マーカーを左右に1マス動かせます。
また、取れる場所は港にいるカード!
港というのが、各列の左2列のことを指します。逆に港にいないカードはいくら裏向きで出したとしても取れません。
イメージ、到着予定の船が分かっているって感じですね。到着していないから、カードは獲得できません💦
贅沢品
贅沢品コマが置かれている贅沢品カード。
これを獲得したら、一緒に贅沢品コマも獲得できます。
この贅沢品コマ獲得すると点数計算でお得があります。
ただ、基本的に贅沢品コマはラウンドの持越しができません。
その効果を無視できるのが船のカード😃
船のカード1枚当たり、1個のぜいたく品を置くことができます。置いた贅沢品コマはゲームが終わるまで持ち越しが可能!贅沢品コマを取るなら、船のカードを取ることが必須ですね
カードの移動
カードを取ったら、必ずカードの移動が発生します。
カードを取ったレーンにあるカードをすべて左にずらします。
ここで、左にずれるということは、奥にカードがある場合、その列のカードを取っていかないと手に入らないということなんですね💦
繁栄度の移動
カードが全部港に到着すると、繁栄度が変化します。
1番最初に全部港に到着すると繁栄度が-1
2番目に全部港に到着すると繁栄度が+1
3番目に全部港に到着すると繁栄度が+2
4番目に全部港に到着すると繁栄度が+3
この繁栄度は得点計算で説明します。
イメージとしては1番人気のあった都市の商品は市場に出回り過ぎて、値崩れしているんですかね?
取り合えず、自分の囲っている都市の繁栄度は高く、相手の狙っている繁栄度は低くなるように動きましょう(笑)
ラウンド終了時
このゲーム、4人プレイなら1ラウンドに4枚カードを取れます。
4枚取ったらラウンド終了です。
ラウンド終了したら、点数計算です😃
ラウンド終了時の得点は主に2種
・都市からの収益
・贅沢品からの収益
都市からの収益
都市からの収益はマジョリティ!
プレイヤーの中で、もっともその都市に貢献した人が高い点数をもらえます。
貢献度を測るのが、カードと贅沢品!
これまでに獲得したカードの数字の合計と贅沢品の個数、この2つの合計がその都市への貢献度になります。
例えば、この状況だったら、
各都市の貢献度はこうなります。
都市の色 |
カード点 |
贅沢品コマ |
合計 |
赤 | 1 | 1 | 2 |
青 | 3 | 1 | 4 |
黄色 |
0 |
0 | 0 |
黒 |
2 |
0 | 2 |
各都市の貢献度順位が決まったら、得点ボードを見てください。
得点ボードの下に順位が書いてありますよね?
これと都市の繁栄度が点数になります。
例えば
今回赤が2位、青が1位、黄色が3位、黒が4位だったら、
赤は2行目で、2×2=4点
青は1行目でら9点
黄色が3行目で0点
黒が圏外で0点
計13点の得点です😃
贅沢品からの収益
最後に贅沢品からの収益があります。
贅沢品からの収益は贅沢品の種類数!
1種類しかもっていないと2点、2種類だと6点、3種類だと12点
4種類全部集めると20点獲得できます!
今回は2種類なので6点です
このラウンド合計19点!
如何に早く多くの種類を取れるか、が大きく点数に響いてきます(≧▽≦)
早く全種類コンプリートしたい♪
次ラウンドへの準備
点数計算が完了したら、次ラウンドの準備です。
カードの補充
場のカードを第1ラウンドと同じ状態にしていきます。
4人プレイなら、通常カード8枚と贅沢品カード8枚をシャッフルして、新しい山札にします
新しく作った山札からカードを補充してボードの準備は完了です。
余った4枚と新しく加わった16枚、計20枚なので、第1ラウンドと同じ枚数になるんですね。
同盟都市の支援
一番反映していない同盟都市の繁栄度が1UPします。
仲間は見捨てないハンザ同盟ですwww
これで準備完了。
2ラウンド以降はこれまでに獲得したカートや贅沢品が累積していきます!
最初のラウンドで負けていても、追い越すこともできるので、そこは腕の見せ所ですね
一番得点の低い人から手番開始です。
ゲームの終了
3ラウンドが完了したら、ゲーム終了です。ゲーム終了時にも得点があります。
ゲーム終了時のボーナスは3種類
・議会への影響力
・黄金の船
・要人とのコネクション
議会への影響力
議会への影響力は裏向きで置いたカードの点数勝負。
伏せたカードの合計点が多い順に繁栄度1位の都市の点数、繁栄度2位の都市の点数…と貰えます。
意外とバカにならない点数になったりするので、計画的に伏せましょう。
黄金の船
2つ目、黄金の船は船のカード枚数。
1位が20点、2位が10点、3位が5点です。
贅沢品コマを確保するためにも必要なので、意外とたまっていくこのカード。贅沢品なんか要らないや~って思っていると痛い目にあいますよ (゚д゚)/
要人とのコネクション
要人とのコネクションはカードのセットコレクションです。
要人カードはA~Hが3枚ずつ計24枚あります。
この要人カード、同じアルファベットを集めた枚数と種類数の2つの得点があります。
要人とのコネクションはカードのセットコレクションです。
要人カードはA~Hが3枚ずつ計24枚あります。
この要人カード、同じアルファベットを集めた枚数と種類数の2つの得点があります。
点数は以下
同種類の枚数 | 2枚 | 3枚 |
点数 | 6 | 20 |
種類数 | 1種類 | 2種類 | 3種類 | 4種類 |
得点 | 2 | 6 | 12 | 20 |
種類数 | 5種類 | 6種類 | 7種類 | 8種類 |
得点 | 30 | 42 | 56 | 72 |
8種類集めた72点って他と比べ物にならないですね。8種類
もちろん、裏向きのカードも込みの枚数です。船と違って、裏向きに置いて、相手の計算を狂わせる価値がありますね。
このゲームの面白さ
カードを取る駆け引きが熱い
このゲームの魅力は如何に狙ったカードを取れるか、にあります
ルールで説明した通り、港にいないカードは取れません。
それを取るためには港にいるカードを取って、港まで来てもらわないといけません💦
でも、自分が取れるカードは1手番に1枚!
考えなしに港に引き入れたが最後、他の人に取られちゃいます。
自分が取るには相手に港へ呼び寄せて貰わないといけないのです(^◇^;)
ここからがチキンレース🐓
如何に我慢して相手に港へ持ってきてもらうか、ギリギリまで耐えた方が獲得できます
もちろんそのカードを諦めて、別ルートを開拓するのも手。
その駆け引きが非常に面白いです
定期的にボードゲームのイベントを開催してます^_^
このゲームがやりたくなったら、是非遊びに来て下さい😃
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