今回紹介するのは、ザ・クルー🚀
2020年ドイツボードゲームのエキスパート部門で大賞を受賞した作品です😃
※タイトルの「心臓バクバク⁉︎」は筆者のプレイした感想であり、ゲームとは関係ありません
ジャンルは協力型トリックテイキングという種類になります
プレイ人数 |
2人~6人 |
プレイ時間 | 20分 |
ルールの複雑さ | ★★☆☆☆(簡単) |
ドイツボードゲーム大賞って?
ドイツボードゲーム大賞というのは、ボードゲームの本場ドイツで選定される最も権威ある賞です。その大賞を取ったというと、すなわち、その年1番のボードゲームってことになりますね♪
エキスパート部門が何の部門かというと、1時間くらいのボードゲームについて扱う部門。ボードゲームをやり慣れた人向けのゲームがノミネートされます。
つまり、ザ・クルーはバードゲーマーにとって2020年で1番のゲームということですね(≧∀≦)
ストーリー
長い議論の末、2006年8月24日、国際天文学連合は太陽系第9惑星であった冥王星の地位を引き下げることを決定しました。その日から、太陽系における惑星は8つのみとなり、第8惑星の海王星が地球から最も遠い惑星となりました。
しかし数年後、これまで知られていなかった、巨大な天体が太陽系の端に存在しているというセンセーショナルな理論が発表されました。
これらの理論の元となったのは宇宙探査機ボイジャー2号とその後にニュー・ホライズンズから送信されたデータでした。測定値の異常な歪みと伝送時の位相障害に、科学者たちは疑問を持っていました。最初は想像力豊かな作り話として同輩たちはそれを否定していました。ですが、その懐疑論者たちも示されたデータによって、やがて確信するに至りました。ただし、データは少し曖昧だということが分かりました。著名な科学者が徹底的に調査したにも関わらず、理論の具体的な証拠を示すことはできませんでした。
選択の余地はなく、マーコウ博士を中心に構成されたチームは「ノーチラス」プロジェクトをつくりました。第9惑星の存在を確認するための有人ミッションです。何年にもわたった研究と多数の座席の末、ついにミッションを遂行する技術を開発しました。そして最後に残った問題が「クルーを誰にするのか」でした。皆さんは同じチームもしてこの「ノーチラス」プロジェクトに参加し、この偉大なるプロジェクトを成功に導きましょう
(ログブックより引用。一部改変しています)
どんなゲーム
冒頭にも言った通り、ゲームのジャンルは協力型トリックテイキングとなっています♪
協力ゲーム
協力ゲームということで、毎ラウンド、ミッションが与えられます。そのミッションを全部成功したら、ゲームクリア!失敗したらゲームオーバーになります
全員でゲームクリアを目指しましょう!
トリックテイキング
トリックテイキングというのは、配られた手札を1枚1枚出して勝負を行い、勝った人が出したカードを総取りします。手札がなくなるまで、これを繰り返して最終的な勝利数などを競うゲームになっています。
このザ・クルーではミッションで出されたカードを指定した人が獲得すること、これがゲームの目的になります
ゲームの準備
ザ・クルーで使うカードは2種類!
- プレイングカード(40枚:4色×9枚+黒×4枚)
- タスクカード(36枚:4色×9枚)
プレイングカードはみんなの手札になるカード!
タスクカードはミッションのお題になるカードです。タスクカードはレベル毎に枚数や条件が変わって行きますよ〜
スタートプレイヤーとミッション決め
配られた手札で黒4を握ったプレイヤーがスタートプレイヤーです。
黒の4を持っている人はそれを公開してスタートプレイヤーマーカーを貰いましょう♪
スタートプレイヤーが決まったらミッションを割り当てましょう。
ミッションはスタートプレイヤーから順番にタスクカード1枚ずつ受け取ります。
タスクカードの枚数はレベル毎に違うので、貰わない人も出たりします。
ちなみに最初は1枚だけなので、スタートプレイヤーだけが貰いますw
ゲームのプレイ
ここではトリックテイキングの細かいルールを説明します
カードの強さ
まず、カードの強さについてヽ(・∀・)
カードの強さは数字と色で決まります。
まず数字。数字は数が大きい方が勝ちます
1と9だったら9が勝つということですね♪
次に色。数字よりも大事な要素です♪黒が無条件で最強の色です。次にスタートプレイヤーが出した色。そしてそれ以外の色は最弱になります
スタートプレイヤーが出した色をスートって言って、スート以外の色のカードはどんな数字でも負けになるので、ご注意を!
マストフォロー
カードの出し方にも縛りがあります💦
カードはスートの色を持っているなら、同じ色のカードしか出せません。このことをフォロー(マストフォロー)って言ったりします
ヒント
このゲーム、なんとプレイ中の会話禁止です💦
いつも、「このカードを持っているって伝えたい!」って思うのですが、叶いません。゚(゚´ω`゚)゚。
そんな時の救済措置としてヒントを出せます😆
ヒントは1ラウンドに1回、以下の条件に合うカードを1枚公開できます
- 自分の手札で〇〇色の最大のカード
- 自分の手札で〇〇色の最小のカード
- 自分の手札で〇〇色の唯一のカード
合図の仕方はこんな感じ♪
ヒントチップをカードの下に置くとその色の最小
ヒントチップをカードの上に置くとその色の最大
ヒントチップをカードの真ん中に置くとその色はこれしか持っていないことを表します。
ただし、ヒントがNGなのがあって
1つは黒のカード。
2つは条件に当てはまらないカード
例えば、ピンク色の2、5、9を持っていたら5はヒントとして公開できないということですね♪
ゲームの面白さ
カードの把握が大変
このゲーム、ポイントは他の人が何を持っているか、です。
自分の最強カードで果たして勝てるのか、他に自分より強い人がいないか、というのが本当に大事です
青8出して、ミッションをクリアしようとしたら、他の人に青9出されて失敗…orzなんてこともよくあります。
最低でも自分のカードよりも強いカードは把握するようにしましょう♪
またマストフォローも超重要!あと1枚しかないタスクカードをマストフォローのせいで強制的に出さないといけない💦みたいな状況も⁉︎
ミッションのカードは早めにヒントを出すのがオススメですね♪
緊張と喜びの連続
このゲーム、1人1人の責任がめちゃくちゃ重いです。
協力ゲーというと誰かがリーダーとなって戦略を決め、他の人がそれに従うみたいなプレイをやったりします。ですが、このゲームはそれができませんΣ(゚д゚lll)
知ってるカードは自分の手札のみ。他の人のカードは知りません。
その中で何を出すのか、何を残すのか、非常に難しい選択を迫られます。
分からない中で出す、自分のカード。それが正解か失敗か、はラウンドが終了するまで分かりません(><)
そんな中で選んだカードを出すので、胃がキリキリするくらい緊張します。
そして、それが成功した時の喜びは言い様がないです
思わずハイタッチするほど。
ザ・クルーには情報を共有しない協力ゲーならではの面白さがあります♪
協力ゲーをよくやる人もやらない人も是非一度遊んでみて欲しい作品でした♪
定期的にボードゲーム会を開いています
このブログで紹介しているゲームはほぼ全てプレイ可能です!
気になるゲームがあったら是非遊びに来て下さい(^O^)/
※全ては持っていかないので、遊びたいゲームがある場合は事前に連絡頂けると嬉しい。
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