今回は黄金郷に辿り着くボードゲーム「エルドラド」を紹介します!
この作品2017年のボードゲーム大賞にノミネートされている作品です♪
ボードゲーム大賞ノミネートというの納得できる作品になっています。
プレイ人数 |
2人~4人 |
プレイ時間 | 45分 |
ルールの複雑さ | ★★★★☆(少し複雑) |
ストーリー
黄金都市エルドラド、それは南米の密林の奥深くに存在する伝説の都である。
そこには失われた文明の遺産である、膨大な数の禁制品、宝石、貴重な遺物がいまなお眠っているという。
あなたはこうしたエルドラドの秘宝を求めて現地を検索するため、探検隊を組織し、リーダーとして密林に分け入った。
計画を練り、選りすぐったメンバーの能力や装備をうまく利用して密林を踏破し、エルドラドに一番乗りするのだ。
最初にエルドラドを発見した探検隊だけが宝を欲しいままにできるだろう
ゲームの目的
ジャンルとしてはデッキ構築×レースゲーム!
ドミニオンのようなデッキ構築に加え、探検要素が加わったゲームです。
このゲームの目的は一早くエルドラドにたどり着くこと!
全員一斉にスタートして、最初にたどり着いた人が勝者となります。
ゲームの準備
ゲームで準備をすることは主に3つ!
・マップを作る
・市場を作成する
・個人デッキを用意する
マップを作る
1つはマップを作ること!
使うのはこれ
・出発地点タイル1枚
・地形タイル6枚
・小地形タイル2枚
・ゴールタイル1枚
これを好きな枚数使って、1本道の作ってください
地形タイルはすべてリバーシブルになっています。裏と表、自由に選べるので、自分の好きなマップを作りましょう!
必ず、スタートには出発地点タイル、ゴールにはゴールタイルを置いて下さい
ちなみに、分かれ道は無駄になる可能性が高いのでオススメしません。
マップを作ったら、バリケードをランダムに置いてください。
これでマップが完成です。
市場を作成する
マップを作製したら、市場を作りましょう。
全ての市場カードを種類別に18個の山を分けて下さい。
太陽マークのある6種類を市場ボードの下に、残りの12種類を市場ボードの上に置いてください。
これで市場は完成です。
個人デッキを用意する
最後は個人デッキの用意です。個人のプレイヤーカラーを決めてそれに対応するカードをもらってください。
初期デッキはこちら
旅行者4枚 探検家3枚 船員1枚
これらをよくシャッフルして、プレイヤーボードの左側においてください
これが初期デッキ!!!
デッキから4枚引きます♪
最後にプレイヤーコマを1つスタート地点に置いたら、準備完了です
(2人で遊ぶときはプレイヤーコマを2つ置きます)
ゲームの進行
では実際のゲームを見ていきましょう
自分のターンのフェイズは3つ!
- コマの移動
- カードを購入
- カードの補充
コマの移動
まずはコマの移動!
カード移動に使う探検カードと特殊効果をもつアクションカードの2つに大別できます!
探検カード
探検カードはマップの移動に使います。
緑・青・黄色の3種類あるので、対応する種類のマスを移動できます
緑のカードをプレイするとジャングルの移動、
青のカードをプレイすると川の移動、
黄色のカードをプレイすると集落の移動ができます
ちなみに市場で買えるカードには青の3などがあって、これを使うと3マス移動が可能に!
如何に早く早く進めるか、を考えて使う必要があります。
アクションカード
アクションカードは特殊効果のあるカード!
例えば地図製作者!このカードを使うと2枚ドローができる
他には無線機。使い切りで好きなカードをGETできます
こんな感じでデッキの潤滑油になるカード達です。
ドミニオンと違って1ターンに何枚でも打てるので、無駄にはなりません。
積極的に採用したいですね
一応、アクションカードはカードの購入時も使えます。
ルールの補足:バリケード
マップの移動の話をしたので、ルールの補足です。
地形タイルの間に挟んだバリケード。これは次の地形タイルへ移動する障害物となります。
最初にここを通るためには追加でコストを払う必要があります。
例えばココを通るには手札2枚を捨てないと通れません。
ちなみにバリケードはコストを支払ったプレイヤーが獲得して、同着1位の時の勝敗に使います。
一番先通ってバリケードを獲得するか、2番手になってでも安く通るか、悩みどころです!
カードを購入
カードの移動が終わったら、カードの購入です。
使わなかった手札でカードの購入ができます。
購入に使えるお金は黄色のカードが書かれている数字、それ以外のカードは1枚あたり、0.5金として使えます。
こんな手札の場合、発生する金額はこんな感じ
1金+1金+0.5金+0.5金=3金
3金までの好きなカードが買えます。
購入したカードは捨て札に加わり、次に山端がなくなった時に一緒に山札として補充されます♪
そして買うことができるのは市場に出ている6種類のみ!
それ以外のカードは市場のカードが無くなってからしか買えません
買ったら、そのカードが市場に流れてきます。つまり、買ったカードが市場に加えられ、その6種類を買う、という訳ですね。市場を空にした次の手番のプレイヤーが好きなカードを選択できるというわけですね♪
カードの補充
購入まで終わったら、最後はカードの補充です。
まずは余った手札。
余った手札は好きな枚数捨てることできます。
その後に4枚になるようにカードを引きます。
ゲームの終了
ゲーム終了は誰かがゴールタイルに辿り着いた時!
誰かがゴールにたどり着いたら、スタートプレイヤーの手前までプレイしてゲーム終了です。
最終的に複数人がゴールしたら、タイブレイク♪
タイブレイクになった時の勝敗は途中に獲得したバリケードの枚数!
より多くのバリケードを獲得した人が勝者になります。
バリケードという名のチェックポイントをいち早く通過した人が一番というわけですね
上級ルール
慣れてきたら上級ルールを採用してみましょう
上級ルールは冒険の途中に洞窟が発生!
洞窟の場所に洞窟タイルを山積みしましょう
洞窟はすぐ隣で立ち止まると探検できます
探検して洞窟タイルをGET!
これはいつでも使えるアイテムになります
上級ルールがあると、ゆっくりデッキを作るのか、洞窟タイルで早めに逃げ切るのか、戦術の幅が広がりそうです😃
このゲームの面白さ
レースを見据えたデッキ構築が熱い!!
このゲームの面白さはデッキ構築ゲームでもあり、レースゲームでもあること!
いち早くゴールするという目標があるので、どのルートでどのカードを使うと速いみたいな緻密な作戦が勝負の肝であり、魅力のポイント♪
「このマップならこのカードが強いな」とか「この道を通るにはあれがいるな」とか。
今後のレース展開を見据えてどのカードを買う感覚はまるで、お年玉で何買おうか考えてワクワクする感じ!デッキ作りはやはり楽しいですね♪
そして忘れてはいけないのは、ゲーム後半に思いっきり移動できる疾走感!最初は一歩一歩の移動だったのが、ゲーム終盤は10歩移動なんてへのカッパ!ビュンビュン移動できる爽快感はもはや病みつきです😆
拡張に期待!
ただ、個人的にちょっと残念なのが、このゲームはワンパターン戦法になりがちです
使うカードが毎回固定なので、強いカード弱いカードがはっきり分かれます。さらにデッキのカードを圧縮(使わないカードをデッキから除外)が簡単にできるので、強い動きというのが決まっています。ということで、 2回目からは少し面白みが落ちたなぁ、が個人的な感想です(><)
でも、本家本元のドイツ🇩🇪にはすでに拡張が発売されているらしいので、拡張でどんなテイストになるのか、が非常に楽しみです!
もし拡張入れてさらに面白くなったら、買いたいと思います
定期的にボードゲーム会を開いています
このブログで紹介しているゲームはほぼ全てプレイ可能です!
気になるゲームがあったら是非遊びに来て下さい(^O^)/
※全ては持って行けないので、遊びたいゲームがある場合は事前に連絡頂けると嬉しいです😃
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