今回紹介するのは「ファイブ・トライブス」
古代エジプトのボードゲーム、マンカラの要素を盛り込んだユニークな作品です(・∀・)/
プレイ人数 |
2人~4人 |
プレイ時間 |
40分~80分 |
こんな人にオススメ |
・マンカラゲームをやりたい ・独特なプレイ感のゲームをやりたい |
ストーリー
あなたのキャラバンは、千夜一夜物語の舞台となった地へと分け入り、伝説の「ナカラ」の国へと到達した。ちょうどその折、年老いたスルタンが亡くなり、ナカラは混乱のさなかにあった。力ある者にとって、ナカラの統治を我が物にするのに絶好の機会が訪れていたのだ!昔から語り継がれてきた予言によれば、外部からの訪問者が5つの部族の力をたくみに手繰り寄せ、ナカラを治めることになるという。さて、まさに外部からの訪問者であるあなたにはの予言の地位につけさせよう。さすれば次期スルタンの座はあなたのものになるだろう!
ゲームの目的
ゲームボード上に沢山のワーカーがいます。
このボード上のワーカーを移動して行ってアクションしていくゲームです。こうしてアクションしていき、勝利点を稼いでいきます。
ゲームの流れ
ゲームはラウンド制!1手番ずつプレイして、次のラウンドとなります。
1ラウンドの流れはこんな感じ(*・ω・)/
- 手番順の入札
- 各プレイヤーのアクション
- ラウンド終了処理
手番順の入札
ラウンド開始時に手番を決めることができます。
前のラウンドで1番手から順に手番順を入札していきます
書かれた数字と同じ金額を支払うと、その場所に手番コマを配置できます。
全員が入札を終えたら、奥の場所から順に1番手⇒2番手⇒…となります。
各プレイヤーのアクション(移動)
手番が決まったら、順番に各プレイヤーがアクションしていきます。
このアクション方法がマンカラ要素を盛り込んだ独特なやり方です!
手番では、まずワーカーのいるタイルを1枚選びます。
そこにいるワーカーを手に取り、部族駒を移動させます。移動ルールは4つ。
- 移動する度にワーカーを1体ずつ配置すること
- 移動は上下左右1マス&直前のタイルには戻れない
- 最後は同色のワーカーを配置すること
移動する度にワーカーを1体ずつ配置すること
1アクションでの移動回数は手に持ったワーカーの数。例えば、選んだタイルに3体のワーカーがいる場合は3回移動ができます。移動する度に1体ずつワーカーを置いていきます。
この移動の度にコマを置いていくことがマンカラ要素です(・∀・)/
移動は上下左右1マス&直前のタイルには戻れない
移動ルールは上下左右1マス!つまりナナメには移動できない、ということです。
そして、直前のタイルには戻れないです。つまり、元居たマスを除く最大3マスが移動先、ということですね♪
注意するのが直前のタイルに戻れないだけで、1度入ったタイルに入ってもOKです。
戻ることは禁止ですが、ぐるっと1周して元のマスに戻ることは問題なしです。
最後は同色のワーカーを配置すること
このゲームのちょっと複雑なポイントが最後は同色のワーカーを配置すること!最後に配置するワーカーはそのタイルに同色のワーカーがいる必要があります。
例えば、赤のワーカーがいないタイルに赤ワーカーを置いて移動を終わらせることはできないです。
同色ルールは最後のワーカーのみなので、途中で置くワーカーには色は関係ないです(・∀・)/
各プレイヤーのアクション(効果)
移動が完了したら、効果発動です。
発動する効果は「部族アクション」と「タイルアクション」の2種類!
部族アクション
まずは部族アクション!最後に移動したタイルに配置したワーカーと同じ色のワーカーを回収します。回収したら、回収したワーカーの色でアクションが変わります。
- 宰相駒(黄色)/長老駒(白):効果なし。代わりに、ゲーム終了にワーカーわー1体につき勝利点がもらえます。
宰相駒は得点が高く、長老駒はこの後出てくる魔人カードに使えます♪
- 商人駒(緑):取り除いたトークンの枚数、商品カードを獲得する。
商品カードはセットコレクションでお金に換金できます。お金=勝利点なので、色んな種類のカードを集めたいですね。
- 建築士駒(青):取り除いたトークンの枚数×周囲9マスの青タイルの枚数、お金を獲得する。
建築士はお金の獲得!場所と駒が組み合わせが上手くハマると大量のお金を獲得できます!美味しい場所を作りましょう♪
- 暗殺者駒(赤):盤面のワーカーor他のプレイヤーの宰相駒/長老駒を1駒暗殺する。
暗殺者駒は唯一の妨害駒。とはいえ、1アクションで1駒しか暗殺できないので、個人的な強さは微妙…
また、このピックアップでタイルのワーカーがなくなったら、そのタイルに自分のラクダ駒を配置できます。ラクダ駒を配置したタイルは自分の支配タイルとなって、ゲーム終了時の得点になります。
タイルアクション
タイルアクションは最後に移動したタイルの先のアクションを実施します。タイルのアクションは5種類。
- オアシス:該当タイルの上にヤシの木駒を配置する。ヤシの木駒があるタイルを支配していると1駒につき3点獲得します。
- 村落:該当タイルの上に宮殿駒を配置する。宮殿駒があるタイルを支配していると1駒につき5点獲得します。
配置できる場所は基本的にアクションを打ったタイルです。まずはタイル上の連発するための戦略を練りたいですね
- 小市場:3金支払うことで、資源カードを左3枚の中から1枚獲得できる
- 大市場:6金支払うことで、資源カードを左6枚の中から2枚獲得できる
お金で資源カードを買うアクションです。商人が左から集めるのに対し、市場だと選んで買うことができます。カードによっては枚数が少ない種類があるので、必要なカードを集めたいですね。
- 聖地:手持ちの長老駒2個または長老駒1個+行者カード1枚支払って魔神を召喚できる。
魔神は常在効果やラウンドに1回発動できるカードがあります。魔神については後ほど紹介します
ラウンド終了処理
ラウンド終了処理時の処理は2つ。
- 資源カードの補充
- 魔人カードの補充
資源カードは9枚、魔人カードは3枚になるように補充します。
魔神
様々な能力を持つのが魔神カード!魔人カードにはコストを払って発動する起動効果と持っているだけで発生する常在効果の2枚あります。
起動効果のコストは3種類!
- 長老駒or行者カード
- 行者カード
- 長老駒 + 長老駒or行者カード
行者カードは資源カードの中の1種!行者カードはお金に変換できないです。なので、お金を獲得するか、魔神の使うコストにするか、自分の戦略を決めておく必要がありますね♪
ココからは何枚か、魔人カードを紹介していきましょう
LETA(レタ)
長老駒 + 長老駒or行者カードを支払って、何も置かれていないタイルにラクダを置くことができる。
個人的に最強の魔神です。支配地域のタイルが得点になるので、バンバン得点を稼ぎましょう。
BAAL(バアル)
自分が魔神を召喚すると1金、他のプレイヤーが召喚すると2金獲得できる。
魔神の獲得競争になるとお金が降って来るので、なるべく早いタイミングで召喚したいですね。
SLOAR(スロアー)
行者カードを支払って、山札から資源カードを1枚獲得する。
資源カードで点数を獲得する戦略をしたい人にオススメの魔神。行者カードはお金に変換できないので、行者カードを変換して別のカードに変換できるので、上手く色んな種類のカードが欲しいですね
このゲームの面白さ
最強の場所を見つけろ!
このゲーム、最強の場所を見つけるのが一番悩ましい。
場所を選ぶ基準はこちら(・∀・)/
- 同色のワーカー数
このゲーム、無茶苦茶強いアクションがないです(一部頭のおかしい魔神がいますが…)となると、差が出てくるのは1回のアクションで獲得出来る資源量。つまりワーカーの数です!なるべく沢山のワーカーが集まっている場所を狙いたいですね
- アクションスペース
ただ、アクションする場所のタイルも大事!例えばオアシスや村落はヤシの木/宮殿を配置するだけで、ゲーム中効果がないので序盤の効果がありません。序盤はなるべく市場や聖地を発動した方が旨味が大きいです。この場所とワーカーの組み合わせで一番いい場所を見つけ出したいですね。
最強の場所へ続く場所は?
しかも見つけるだけじゃダメ!そのでアクションするために他のタイルからワーカーを持ってこないとアクションできません。
やりたい場所を見つけたら、そこへ到達できる場所を探しましょう!ワーカーの数が移動距離です。あと何マスでゴール、という感じがなんとなく、桃鉄に似ています。目的地までどう進もう、というパズルが好きな人には面白いです。
手番の取り合いが熱い
最適な場所へのルートを見つけたら、最後は手番の取り合い!やりたいアクションをするためにも、なるべく早い順番で手番を回したい。
でも注意してください💦お金=勝利点なので、いくら早い手番が有利と言っても、高いお金は支払いすぎると逆に不利に…お金と手番の取り合いが悩ましいです(> <)やりたいアクションを取るか、節約するか、そのバランスの先に勝利があります。
上手くワーカーを使って勝利を目指しましょう!
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定期的にボードゲーム会を開いています
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