今回紹介するのはバックビルドの金字塔「オルレアン」
その人気度合いから、2015年にボードゲーム大賞エキスパート部門にノミネートされた作品です
プレイ人数 |
2人~5人 |
プレイ時間 |
120分 |
ルールの複雑さ | ★★★★☆(難しい) |
ストーリー
貴公の戦略がいま試される
中世のオルレアンを取り巻く状況の中で、農夫、商人、騎士、修道士を招集し随行者としましょう。
交易商、建築士、そして科学者として働かせて自らの勢力を拡大するために、あなたは随行者たちとその能力を必要とします。騎士はあなたの行動範囲を広げ、商業的遠征に安全をもたらします。職人は交易所を建設し、仕事を効率化する道具を作成します。学者は科学を発展させます。そして最後に決して忘れてはならないことですが、修道院との積極的な関わりをおろそかにすることはできません。あなたのそばに修道士がいれば、ただそれだけであなたが悲運の犠牲となることはほとんどなくなるのです。
実行してみたいアクションが次々と思い浮かぶほどに、勝利への道はたくさん用意されています。戦略に合わせてあらゆる要素を可能な限りうまく組み合わせることなのです!
(箱裏の説明より引用)
ゲームの概要
このゲームは袋に入れるタイルを獲得して、構築した袋から取り出したタイルでアクションをするゲームです。
最終的に勝利点を1番伸ばしたプレイヤーが勝者になります
得点計算
このゲームの得点は大きく分けて2つ!
- 手持ちのお金や資源
- 交易所と市民タイル
お金や資源についてはゲーム終了時に持っているお金や資源が勝利点になります。お金だったら1金あたりに1点、ワインボトルは3点みたいになります
交易所と市民タイルはゲームを進めて獲得したり建設したりできるモノになります。これらは1個あたり技術レベルが得点になります。
地味に計算が面倒ですが、結構大きな得点になります
ゲームの進行
ゲームは18ラウンド!18ラウンドと聞くと長いように感じるかもしれないですが、1ラウンド1手番なので、1ラウンドあたりのプレイ時間はそんなに長くないですヽ(・∀・)
ラウンドの流れはこんな感じ
- イベント予告
- 人口調査
- 随行者タイルのドロー
- アクションの計画
- アクションの実行
- イベント実施
- スタートプレイヤーの移動
イベント予告
ラウンド終了時にイベントが発動するので、ラウンド開始時にその予告を行います。
内容はメリット・デメリットの両方があります。収入をもらったり、お金や時間を支払ったりします
人口調査
農民トラックの進み具合を比べて1番進んでいるプレイヤーに+1金もらい、最下位のプレイヤーに-1金支払います。
1金というとショボいと思うのですが、ラウンド数が多いので地味に得点源になります。
最初から最後まで1位なら18金=18点得をし、最下位なら18金=18点損をします。
随行者タイルのドロー・アクションの計画・実行
ここからがこのゲームの本領!まずは袋の中から随行者タイルを引きます。
随行者タイルを引いたら、計画!プレイヤーボードの対応するアクションスペースに随行者タイルを置いていきます
全員置いたら、アクションの実行!アクションスペースが全部埋まった場所のアクションを実施します。
アクションを実行し終わると使ったトークンは袋に戻します。
1アクション終わったら、隣のプレイヤーの手番になります。
全部のアクションが終わったら、ラウンド終了処理に移るのですが、アクションしていないタイルについてはそのままなので、何を戻して次のアクションしたいか、が結構重要になってきます😃
イベント実施・スタートプレイヤーの移動
ラウンド終了処理は2つ!
予告にあったイベントの実施とスタートプレイヤーの移動をやります♪
これを18回繰り返してゲーム終了ですヽ(・∀・)
アクションの内容
そしたら、特徴的なアクションを一部紹介していきましょう
村
村は「農夫」「船長」「職人」を使ってできるアクションです
アクションをすると「船長」か「職人」か「交易商」の随行者タイルのどれかを獲得し、ボーナスをもらうことができます♪
ボーナスは獲得する随行者タイルごとに違って「船長」ならお金を、
「職人」ならアクションスペースを潰せるタイルを、
「交易商」なら追加アクションのタイルを貰えます
どれも強力なので、悩ましいですね♪
城
「農夫」「船長」「交易商」の3枚でアクションできるスペースです。城をやり続けると、随行者タイルのドローできる枚数を増やすことができます♪
ドローできる枚数≒アクション数なので、アクションが増えることは強力ですね♪
船/馬車
「農夫」「騎士」と「船長」ないしは「交易商」を使って、マップ上を移動できるアクションです(*・ω・)ノ
今いる町から水路または陸路で隣の町に移動して、経路にあった商品を拾えます
ギルドホール
「農夫」「騎士」「職人」の3つで、今いる町に交易所を立てられます。注意点としては各町に先着順で置けるので、出遅れると交易所を置けなくなります💦
交易所の数が得点に大きく変わってくるので、絶対に配置して行きましょう
市役所
最後は市役所!市役所アクションは随行者タイルを公益事業ボードに置くアクションです。
置くと該当のボーナスを獲得します。
そして、各エリアを埋めると市民タイルをゲットできます。こちらも得点に大きく関わってくるので、相手に取られないように可能な限り獲得しましょう
トークンは置いたら袋には戻らないので、要注意ですヽ(・∀・)
このゲームの面白さ
バックからのドローがワクワク
このゲームの特徴はバックビルド!
バックビルドと似たジャンルとしてデッキビルドがあります。
デッキビルドは山札からカードを引く一方で、バックビルドは袋から引くという違いがあります。
この違いが地味に大きいです。デッキビルドは山札の1番上という決まったカードを引くのに対して、バックビルドは袋からゴソゴソ好きな1枚を選んと引きます。この、自分がどのタイルを引くか、選べるということが自分の運命を自分が決めるような感覚が何とも楽しいです。
多種多様なアクション
このゲームの魅力は多種多様なアクション。
個人ボードにあるアクションスペースは10種類!それに加えて、「村」のアクションで3種類の随行者タイル(とそのボーナス)があったり、追加のアクションタイルがあったりと、できるアクションが大量にあります。
引いたタイルでアクションを変える必要があるので、同じプレイをまずできません。逆に言うとテンプレアクションがない、ということもリプレイ性を高める良いアクセントになりますね♪プロモのアクションタイルがでたり、拡張も販売されているので、正にやれることが無限大!そんなゲームになっております。
<next拡張>
【ボドゲ紹介】オルレアン5人プレイ用拡張&プロモタイルセット - ボードゲーム会主催者ヨッシーのボードゲーム紹介♪
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定期的にボードゲーム会を開いています
このブログで紹介しているゲームはほぼ全てプレイ可能です!
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