今回は私が大好きなボードゲームクリエーターアレキサンダー・フィスターの最新作、ブーンレイクを紹介します。(とはいえ、1年前に発売され、かなり紹介が遅れたのですが💦)様々な要素を詰め込んだ重厚なゲームになっております。
プレイ人数 |
1人~4人 |
プレイ時間 |
40分×人数 |
こんな人にオススメ |
・ガッツリ重ゲーをしたい ・色んな要素を詰め込んだゲームがしたい |
ストーリー
あなたは都会での生活を捨て、開拓者の一人として、ブーンレイクという湖の沿岸にある寂れた地域に入植しました。この地域ではわずかな人々だけが自然を見守りながら、自分たちの慣習に従って生活を豊かにしようとしています。ほとんど探索すらされていないこの土地ですが、この素晴らしい環境を活かせば、ブーンレイクの住民の生活を改善することもできるでしょう。この地はあなたを歓迎しています!共同体の一員となり、公益のために尽くしましょう。土地を探索し、家や入植地を建て、牛を育てましょう。資源を生産し、事業により社会基盤を発展させ、作業を自動化しましょう。好機をつかみ、あなたの新しい人生を精一杯に生きるのですーーこのブーンレイクで。
ゲームの目的
このゲームは4ラウンド制。誰かしらが湖を2周?し終えたらゲーム終了です。(正確には2周ではないですが…)
ゲームが終了するまでに点数を1番稼いだ人が勝者になります。
得点はカード、ボード上のコマ、勝利点アクションなどなど様々あります。これらを駆使して最多得点を目指しましょう♪
ゲームの進め方
ブーンレイクは順々に手番を行って、ゲームを進めます。まず手番では7つあるアクションの中から実行したいアクションを1つ選びます。
次に実行した後にアクションしたタイルのある場所の左に書かれている数まで船を進めることができます。
こんな感じでアクションをしながら船を進めていきます。
そして、誰かが水門を通過するとラウンドが終了し、収入や得点計算を行います。
船を進めると進めた先の資源を獲得できるのですが、2ラウンド目が完了するとスタート地点に戻されます。湖の奥の資源の方が豊富なので、早く進んで豊富な資源を獲得するか、逆に資源をゆっくり進んで沢山アクションをしていくのか、悩ましいです(><)
手番のアクション
ゲームの流れでも説明しましたが、手番のアクションは7種類!
- 開拓者
- 入植
- 牧畜
- 地域の決算
- 雇用
- 近代化
- 建築士
アクションが色々とあるのは嬉しいですね~
アクションの構成ですが、大体3つの効果がついています。
1つ目がカードのプレイ!手札からカードプレイするか、売却して2金獲得することができます。ただし、プレイできるカードが昼・夕・夜の制約があるので、手札とよく相談ですね
2つ目は手番プレイヤーのメインアクション!盤面にタイルやコマを置いたり、収入をもらうことができます。
3つ目が全プレイヤーができるサブアクション!基本的にカードのプレイor売却なのですが、たまにメインアクションに似たアクションができます
ざっくり出来るアクションはこちらヽ(・∀・)
開拓者
カードプレイ |
昼カード☀️ |
メイン |
2枚タイル配置 &ワーカー配置/アップグレード |
サブ |
2枚ドロー&カードプレイ |
タイル配置はボード上にタイルを置くアクション。
置くルールは既に置いてあるタイルに隣接する場所に置くことができます。タイルを置いたら、置いた場所に書かれている資源をもらえます。欲しい資源を狙っていきましょう
ワーカー配置/ワーカー配置はタイルの上に駒を置くアクションです。
ワーカー配置は場所によっては資源や収入、勝利点などがもらえます(≧∀≦)ワーカーの消耗をしながら資源の獲得を獲得していきます。
アップグレードは置いてあるコマを建物に置き換えるものになります。
建物になることで盤面点に繋がります♪ゲームの点数を稼ぐ行動になるので、積極的に狙って生きたいですね。
タイルを2枚置けることが滅茶苦茶強いので、メインアクションした親プレイヤーはサブアクションできないです。このデメリットを無視しても優先して選ばれるアクションですヽ(・∀・)
入植
カードプレイ |
夜カード🌙 |
メイン |
ワーカー配置/アップグレード |
サブ |
ワーカー配置/アップグレード orカードプレイ |
ワーカーをアップグレードしたい場合はこちら(・∀・)/夜カードを打ちながらワーカーを置きたい、ワーカーを複数置きたいって時は「開拓者」よりもこちらを選びます。
牧畜
カードプレイ |
昼カード☀️ |
メイン |
放牧地タイル配置 |
サブ |
牛の配置orカードプレイ |
普通のタイルと違って、牛しか置けないのが放牧地タイル!
タイル配置はともかく、牛は完全に得点要素になります。そして牛は周囲の植民地が得点になる仕様。植民地は1エリアに2個以上置くとペナルティなので、相手の植民地も使って如何に点数効率よく置くか、がミソです。ただし、好立地を造れたとして、2匹目3匹目と置くにはコストが重くなるという中々にしんどい仕様。盤面の先読み力が問われそうですね笑
また全員が牛を置けるので、乗り遅れると1人だけ無駄にこのアクションを打たざるを得ない、なんて状況も発生しますorz便乗する、しない含めてアクションするタイミングが悩ましいです(><)
雇用
カードプレイ |
夜カード🌙 |
メイン |
ワーカー獲得&タイル配置 |
サブ |
ワーカー購入 |
タイル配置ができる数少ないアクションに加えて、唯一、ワーカーを獲得できるのがこのアクションですヽ(・∀・)
このゲーム、ワーカーの管理が滅茶苦茶大事!ワーカーを配置したり、アップデートグレードしたりするためにはワーカーは必須です。またサブアクションの中にはワーカーが必要なアクションが何個かあります(さっきの牛の配置とか)ワーカーがないせいでアクションができない、は滅茶苦茶もったいない!漏れなくアクションできるように常に2、3体のワーカーは持っておきたいですね笑
近代化
カードプレイ |
夕カード🌆 |
メイン |
レバータイル獲得 |
サブ |
レバータイル獲得or1ドロー |
レバーはラウンドに1回使える能力です。レバーの効果はこんな感じ。
- カードプレイする代わりに3金Get
- 植民地コマへのアップグレードコストを1個減らす
- タイル配置時にワーカーを獲得する
このレバーを購入するのがこのアクションです
レバーを使う時は扉を下げましょう。4ラウンドしかないので、早いうちに獲得したいですね
建築士
カードプレイ |
なし |
メイン |
3金& カードプレイor 2ドロー |
サブ |
カードプレイ |
カードプレイに特化したアクション、それが建築士です。このアクションの特徴は2つ。
- 色関係なくプレイできること
- カードをプレイする前にお金が手に入ること
ただ、個人的には苦し紛れの一手な感じがします。色関係なくプレイについては、色があったアクションを選んだ方がメインのアクションがあるので強いです。プレイ前にお金が手に入ることについても、他の人のサブアクションでカードを売ったり、メインアクションのおまけでお金を稼げばいいです。親手番というアドバンテージに見合わない印象を受けます(それでも使わざるを得ない状況があるのが苦しいんですが(−_−;))
地域の決算
カードプレイ |
夕カード🌆 |
メイン |
地域収入 |
サブ |
盤面駒収入 |
ボード上には4つのエリアがあります。上からアンノウン、ブーンレイク、サザン、ニューホープ。この中から1エリアを選んで収入をもらいます。具体的には以下がもらえます
- アンノウン:3金
- ブーンレイク:4.金
- サザン:3勝利点
- ニューホープ:3ドロー
盤面コマ収入は選んだエリア以外のエリアにあるコマの数お金がもらえます。
ちょっと分かりにくいので、例を出しますと、ニューホープを選ぶと3ドローできます。
その後、各プレイヤー、自分が置いたニューホープ以外の駒の数お金をもらえます
赤プレイヤーなら3金、緑プレイヤーなら2金獲得できます♪
カードのプレイ
続いてはカードのプレイ方法について解説していきましょう
プレイ条件
まずはカードの左!これがカードをプレイするための条件です。
見方はお金は支払いコスト💰 その下に書かれているのが必要資源!
必要資源は個人ボードの船が、船のいる場所の資源を運んできてくれます。
生産拠点が作られていると産出が+1,+2してくれます♪
ちなみに船は右に行くのはノーコストですが、右に戻るには1隻あたり2金必要になるので、プレイする順番はよく考えないといけないですね
カード効果
カード効果はカードの上部!
効果の種類は3種類。
1つは即時効果でプレイした瞬間に資源をもらえます。
2つ目は永続効果!カードのプレイコスト軽減など永続的に恩恵を受けれるカード群ですねヽ(・∀・)
3つ目はゲーム終了時効果!ゲーム終了時に勝利点がもらえます
※全部のカード、左下に勝利点が記載してますが、この効果の方が獲得できる点数が多いです(≧∀≦)
どの順番にカードをプレイするか、悩ましいですね〜
特別建設事業
カードプレイの代わりにプレイできるのが特別建設事業です。
昼・夕・夜関係なくプレイできて、コストがかなり高いですが、勝利点が大きく入るアクションになっています。
ゲーム終盤には漏らさず打ちたいアクションですね♪
このゲームの面白さ
THE重ゲー
このゲームの個人的なポイントはTHE重ゲーというところ!
フィスター先生の作品らしく色々なゲームの要素が詰まっています。
アクションの選択はプエルトリコのシステムを採用してますし、船の進み方はチキンレース、多種多様なカードをプレイして拡大再生産も楽しめます。
特に面白いと感じたところはやりたいアクションとカードのプレイが噛み合わないこと(><)カードのプレイには船を移動が多く発生するんですが、船を左に戻すと、コストがかかる。だから船をなるべく左に戻さないようにカードをプレイしたい。でも、やりたいアクションをするとどうしても順番がうまくいかないorzこのやりくりの難しさに脳汁が溢れます。重ゲームとしての魅力を12分に感じれます♪
ダウンタイムなし⁉︎
重ゲーをやるとヤキモキするのが待ち時間。次の手番まだかなぁ…まだかなぁ…ってなりますよね。でもこのゲームは相手の手番でもやることがある珍しいゲームです。相手の手番でもプレイできるいうことは空き時間がほぼ0ということ!相手のアクションもいつも以上にハラハラドキドキで見れますね
要素いっぱいのゲームが好きな方は是非遊んでみて下さい
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定期的にボードゲーム会を開いています
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