今回紹介するのはサイコロ🎲を振って得点を伸ばすダイスゲーム「ガンツ・シェーン・クレバー」!
2018年にドイツボードゲーム大賞エキスパート部門にノミネートされた作品です。
プレイ人数 |
1人~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
ルールの複雑さ | ★★☆☆☆(簡単) |
ドイツボードゲーム大賞って?
ドイツボードゲーム大賞というのは、ボードゲームの本場ドイツで選定される最も権威ある賞です。その大賞を取ったというと、すなわち、その年1番のボードゲームってことになりますね♪
エキスパート部門が何の部門かというと、1時間くらいのボードゲームについて扱う部門。ボードゲームをやり慣れた人向けのゲームがノミネートされます。
ノミネートというと最終選考まで残った3作品のことです。つまり、ガンツ・シェーン・クレバーは2018年のボードゲームの中で3本の指に入ったゲームになります。
ゲームの概要
このゲームはサイコロを6個振って出た目に応じて、得点シートを記入します。
最終的に一番点数を稼いだ人が勝利になります。
ゲームの準備
まずは準備!
このゲーム、ダイス以外に使うのが得点用紙とペン♪
ということで、全員にペンと得点用紙を配りましょう!
これで準備完了✨簡単ですね〜
ゲームの進行
では、いよいよ実際にゲームをプレイしていきましょう♪
ゲームはラウンド制!1ラウンドに1回、各プレイヤーの手番があります。
ラウンド数はプレイ人数で変わってきます。1~2人なら6ラウンド。3人だと5ランド。4人だと4ラウンドです。
自分の手番
まずは自分の手番でプレイできることについて説明していきましょう。
自分の手番ですることは3回ダイスを振る、それだけです。
ダイスを振った後に1個ずつダイスを取るので、1ラウンドで3個ダイスが獲得できます😃
1回目はダイスを6個全部振り、その中からダイスを1つ取ります。
取ったダイスは得点用紙の上に置きましょう
取った出目は得点用紙の対応するマスを消すのに使います♪
今回は黄色の4を消しますね♪
2回目3回目も同じように、残ったダイスを振って、1つずつ取っていきます(*・ω・)/
ただし、大きい出目のダイスを取ると、それ数字未満のダイスが振れなくなってしまいます😨
さっきの出目はこんな感じ
- オレンジ:1
- 黄色:4
- 緑:5
- 紫:5
- 白:6
- 青:6
写真で言うと、黄色のダイスの出目が4ですね?
この黄色ダイスを取ると、出目が4未満のダイスが振れなくなります。
今回だとオレンジダイスの出目が1💦
そうなるとオレンジダイスは取り除かれて、残る4色から振ることになります
次振るダイスが少なくてもいいから大きいダイスを取るか、
小さいダイスを取って、次もたくさん振るか、が悩みどころですね
相手手番
このゲーム、相手手番にもダイスを使ってマスを消すことができます♪
自分の手番にダイスが3つ余りますよね?この余ったダイスを1つだけ使えます。
例えば、最後に余ったのがこんな感じだと、消せるマスはこちらヽ(・∀・)
- オレンジ:1
- 青:1
- 紫:6
この3色のダイスの中から好きなダイスを使って、自分の得点用紙に✖を書けます
自分の手番にダイスを取る時も、相手にとっていいダイスは残さないようにしないとですね
得点方法
では得点方法について見ていきます。
取ったダイスの種類で点数の獲得方法が違ってきます。
黄色ダイス
黄色ダイスは対応する出目を消していきます。
消した出目がビンゴするとボーナス!得点!
縦列を全部消すと得点、
横を全部消すとボーナスがもらえます。
青ダイス
青ダイスは特殊で青色ダイスと白ダイスの2つの合計値の場所を消せます。
得点は消したマスの数!
数値の合計ということで、7が一番出やすくて、2と12がホントに出にくい。
意識して消していきたいですね
緑ダイス
緑ダイスは一定値以上の出目で消せるダイスです。
最初は1以上、次は2以上、3番目は3以上の出目を取るとマスを消すことができます。
こちらも青ダイス同様、消した数が得点です。
最初はサクサク消せるのですが、4以上・5以上となるとかなり難しい…
オレンジダイス
オレンジダイスが一番簡単♪出した出目がそのまま得点になります。
オレンジダイスを残して置けば、「マスが消せない💦」なんてことは回避できます。
途中に数字が2倍・3倍になるボーナスがあるマスも。そこには6を書きたいですね~
ちなみに、私はいつでも消せるということで、放置しすぎた結果、最後に泣きを見たことがあります(笑)
紫ダイス
オレンジダイスをちょっと難しくしたのがこちら。
得点方式はオレンジダイスと同じ。出した出目がそのまま得点になります。
唯一違うのは、取れるダイスのルールがあること!
紫ダイスは直前の出目より大きい数字を書かないとNG
2を書いたなら3以上、4を書いたなら5以上の出目を書かないといけません。
例外的に6を書いたら次は自由に書けます。
6を連打したいですね~
白ダイス
最後に白ダイス。
白ダイスは得点用紙に対応する場所がありません。ない代わりに、好きな色として使うことができます。
「白の6が出たから、紫として使います。」みたいなことができちゃいます。
強力ゆえに可能な限り、残したくないですね
ボーナス
ラウンドが進んだり、マスを消していくと、ボーナスがもらえます。
もらえるボーナスは4種類
出目消し
得点用紙に何個か、こんな感じのマークがありますよね?
これが出目消しボーナスです。
読んで字のごとく、出た目を消します。
もらえるボーナスによって、黄色や青のマスを消すことができます。
また、オレンジと紫には6を記入したりすることも。
消しにくい場所を消さなきゃ、です。
振り直しアクション
矢印でぐるぐる回るアイコンが振り直しアイコンになります。
この振り直しアクションをすると、ダイスの振り直しができます。
出目が微妙な時に使いましょう。
このアイコンを獲得したら、得点用紙2行目に⭕️を書きましょう。
振り直しアクションを使ったら、得点用紙に❌をつけましょう。使ったことが分かるようにしましょう♪
なお、振りなおす際は好きな個数ではなく、全部を振るという点が要注意です
追加アクション
このゲームで重要なアクション。それが追加アクションです。
追加アクションを使うと、好きなサイコロ1個を使って、自分の得点用紙を埋めることができます。
本来、3個までしか消せなかったのに、このアクションをすると4個消せるということですね
このアクション自分手番だけじゃなくて相手の手番に使うこともできます。しかも、相手が取ったサイコロもコピーできる。このアクションをうまく使うことが勝利の鍵ですね
キツネボーナス
キツネボーナスはこのゲーム最大の得点源。キツネボーナスを制した者がゲームの勝者と言っても過言ではありません。
このキツネボーナスの得点は黄色~紫の5色の中で一番得点が低い色の点数になります。このキツネボーナス、2個取っていると2倍。3個取っていると3倍になります。
一番得点が低い色の点数がそのまま反映するので、バランスよく取ることが重量です。
このゲームの面白さ
ボーナス連鎖が楽しい
このゲーム、ボーナスが強いです
ボーナスを使うことで追加でマスを消せることで追加得点に繋がります。
しかも追加で消したマスで更にボーナスが発生することも!
このボーナスの連鎖が強い♪そして、めちゃくちゃ楽しいです。
この色を取ればボーナスがもらえて、ココが追加で消せる… そんなコンボとも言えるボーナスの連鎖をどう使うのか。
でも、ボーナスを使う場所も悩ましいです💦
ボーナスの使い方は連鎖だけじゃなくて、出にくい場所を消すのも重要!
このゲームの特徴として、デカい出目が取りにくい。
デカい出目を取ると、他のダイスが振り直しできない。そんなジレンマがあります。
ということはデカい出目に対応するマスは消しにくい。
連鎖を優先するのか難しい出目を消すのか、戦略が取られますね
運と戦略、どっちも兼ね備えた、一押しのダイスゲーム、「ガンツ・シェーン・クレバー」!
是非遊んでみて下さい♪
定期的にボードゲーム会を開いています
このブログで紹介しているゲームはほぼ全てプレイ可能です!
気になるゲームがあったら是非遊びに来て下さい(^O^)/
※全ては持っていかないので、遊びたいゲームがある場合は事前に連絡頂けると嬉しいです😃
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