今回紹介するのは、最近発売された1対多のボードゲーム「レヴィアス」
プレイ人数 |
2人~5人 |
プレイ時間 | 30分~60分 |
ルールの複雑さ | ★★★☆☆(普通) |
ストーリー
富士山火口より出現した怪獣「ボルカルス」を何とか活動停止させた半年後、今度はハワイに新たなる怪獣「レヴィアス」が出現した。怪獣は津波を起こして、ハワイを壊滅させた。その後、マーシャル諸島やグアム、サイパンなどを襲撃していく。そして次は沖縄に出現することが予測された。自衛隊はレヴィアスを捕まえられるのか。人の知性は神秘の海竜を捕まえられるのか。
※ストーリーは短くアレンジしています。説明書では4ページ割いて書いてあるので、気になる方は実際のゲームを手に取ってみて下さい
ゲームの概要
このゲームは1対多人数に分かれて遊ぶゲームです。
多人数側が自衛隊、1人側が怪獣としてプレイします。
自衛隊の目的は怪獣の捕獲
怪獣側の目的は沖縄の沈没
それぞれの勝利を目指して遊んでいきます
勝利条件
勝利条件は自衛隊側と怪獣側でそれぞれあります。
<自衛隊側>
- 怪獣を捕獲(移動不能)にする
機雷で怪獣を囲むと捕獲完了です
<怪獣側>
- 陸地5個のうち、4つ水没させる
津波で陸地を沈めます。
- 船を全て沈める
船を沈めて港送りにしましょう
- 4日間逃げ延びる
自分の勝利を目指してプレイしましょう
ゲームの準備
ゲームの準備は3つ
1.マップボードの準備
2.人間側の準備
3.怪獣側の準備
準備が終わるとこんな感じになります
マップボードの準備
マップボードの準備ではマップボードの上に船を置いていきます。
置く場所は4、10、14と港!
後、A~Eの書かれた堤防タイルを資材置き場に裏向きで置いてください。
ボードの準備をすると、ゲームが始まる感じがして、ワクワクしますね
人間側の準備
人間側の準備は山札のセッティング♪
まずはday1~day4の4つの山を作ります。
day1は人数に合わせて「ソナー」のカードを抜き取ります。
それができたら、day1~day3に進化能力カードを1枚ずつランダムに差し込みます。
day1に第壱次進化能力カードを、
day2に第弐次進化能力カードを、
day3に第参次進化能力カードを差し込みましょう!
第弐次参加能力カードと第参次進化能力カードは何種類がありますが、差し込むのは1枚なので、間違えないように注意が必要です
day4には進化能力カードはなしです
差し込んだら、日付順になるように1山にまとめてアクションボードに置いてください
山札の準備ができたら、2枚カードを引いて、準備完了です😃
怪獣側の準備
最後は怪獣側の準備です。
怪獣役のプレイヤーはメモ帳を受け取り、最初のレヴィアスの位置を決めましょう!
スタート地点は27、29、31の3択!海岸から最も遠い場所からのスタートですね
スタート地点を決めたら、メモ帳にその位置番号を書いておいてください
メモする際はつい立があるので、見えないようについ立の中で書いてくださいね
メモし終えたら、怪獣ボードにエネルギータイルを2個置いて準備完了です。
ゲームの進行
手番は自衛隊側と怪獣側が交互にプレイしていきます。
自衛隊Aがプレイしたら、次は怪獣側。怪獣側がプレイしたら、次は自衛隊Bがプレイします。
自衛隊の手番
自衛隊の手番に行うことは2つ!
・船の移動
・カードのプレイ
船の移動
まずは船の移動。船を合計2マスまで移動させます。
1隻を2マス移動させてもいいですし、2隻を1マスずつ移動させてもいいです。移動させないというのも一つの手です
ただし、船同士が同じマスには存在できないので要注意です💦
カードのプレイ
船の移動が終わったら、カードをプレイします。
手札の2枚のうち、どちらを使います。
代表的なカードを上げると
- ソナー
船1つを選択して同じ海域にいるか、を怪獣側に質問します
嘘はつかないので、ある程度怪獣の居場所を突き止められますね♪
- 超音波機雷
船の下に機雷を設置できます。
機雷を使って怪獣を捕獲していくので、どこに置くのか、とても大事です。
また、怪獣に船を襲われそうな時はカードの効果を使う代わりに追加で移動させて逃げることもできます。
怪獣の手番
船の移動とカードのプレイが終わったら、怪獣側の手番です。
怪獣の手番だと、できるアクションは1個のみ。怪獣ができるアクションは5種類!
怪獣が行動するためにはエネルギーが必要です。怪獣側のプレイヤーは如何にエネルギーを管理していくことが重要です。
- 沈黙:何も行動せず、2エネルギーを回復する。
- 捕食攻撃:怪獣のいるマス、または隣接するマスにいる船1隻を沈没させて3エネルギーを回復する
- 移動:2エネルギー消費して、0~2マス移動する。
ただし、機雷マスがある場所には移動できない
- 津波攻撃:3エネルギー消費して、直線上にある陸地を沈める
- 進化能力:進化能力カードを使用する
怪獣側はエネルギーを使っては回復して、の繰り返しなので、詰み盤面を作ることがないようにエネルギーを管理することが肝になります。
このゲームの面白さ
行動ログから追い詰めろ
まずは自衛隊側。自衛隊側の面白さは追跡側の緊張感。どこに怪獣がいるか、を予想して包囲網を狭めていく。過去の出現場所や行動ログから、怪獣の現在位置を推測し、機雷を置いていく。可能性を1個1個吟味して、じわじわと怪獣を追い詰めていく、そんな緊張感が面白いです。
もちろん、チームとして相談ができるから、その会議も熱い!
「さっき、15番の船を沈められたから、その時は7番・14番・15番・16番にいたな」
「そこから1回しか移動していないから、どんなに移動しても4番や11番が限界だね」
「逆に7番にいた場合に15番に機雷が設置されたら、詰むからいるはずないよね?」
こんな感じに真剣に怪獣の居場所を考えて、議論して、と言うので没頭できます。
さながら、怪獣映画の登場人物になって、本当に怪獣捕獲作戦に参加しているような感じがします。
逃げ切るスリル
怪獣側はやはり捕まえようとする自衛隊の手から如何に逃げ切るか、が面白さのポイントです。
私は自衛隊側と怪獣側どちらもプレイしたのですが、プレイ感が全然違いました。
自衛隊は行動ログから現在地を計算しているのに対して、怪獣側はどこに機雷を置かれるとマズいか、という予測で動くのが、対称的です!
詰まない様に、機雷のない場所へ行くのもよし、
移動を宣言しても1歩も動かないとか、敢えて捕まりやすい場所へ移動するとかして、相手をかく乱するくのもよし。
相手が誤解するようにプレイして、思った通りにミスリードしてもらえたら快感です(≧▽≦)
ちなみに、友達と遊ぶときは逆に普段の行動から、こちらの思考パターンを読まれないことを警戒するくらいです。
自衛隊にこちらの行動が読まれないか、ハラハラするスリルが楽しいです♪
定期的にボードゲームのイベントを開催してます^_^
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