今回紹介するのは2021年に発売された新作ゲーム「ピノキオの鼻」
レースゲームとブラフ要素を組み合わせたゲームになります(・∀・)/
プレイ人数 |
2人~4人 |
プレイ時間 |
10分〜20分 |
ルールの複雑さ | ★★☆☆☆(簡単) |
ストーリー
これは誰も知らないピノキオのお話
嘘つくことに慣れてしまったピノキオは、いつしか人を騙して楽しむようになってしまいました。
怒った女神はピノキオに残酷な罰を与えます。
その罰とは「周りに嘘つきがいるだけで、ピノキオの花が伸びてしまう」というもの。
これは人間の誰かと仲直りの握手ができるまで続くのでした。
困ったコオロギさんは慌てて助けを呼びにいきます。
しかし、コオロギさんが連れてきた人の鼻はまるでピノキオのように長くて…
ゲームの目標
チャオチャオみたいなブラフ兼レースゲームです。
ブラフをついて、進んでいき、一番最初にゴールして人が勝つというもの。
チャオチャオよりはルールが複雑なので、がっつりブラフゲームを楽しみたい人にはおすすめのゲームです。
ゲームの準備
準備することは2つ
- コマの配布
- ボードの配置
コマの配布
各プレイヤーにコマを配りましょう。
渡すのは以下の4種類
・鼻コマ(①~⑥、ピノキオ)
・判定コマ
・プレイヤーコマ
・奇遇コマ
ボードの配置
完成したらゲームボードを作成しましょう。
5枚のボードを繋げると絵になります
面白い工夫ですよね♪
ゲームボードにプレイヤーコマを配置して、
スタートプレイヤーを決めたらゲームスタートです。
ゲームの進行
このゲームはラウンド制!
1ラウンドの中で次の4つのフェーズを繰り返します。
- 鼻コマフェイズ
- 宣言フェイズ
- 判定フェイズ
- ラウンド終了
これを誰かがゴールするまで続けます。
鼻コマフェイズ
手持ちの鼻コマの中から3枚選びます
この選んだコマは宣言フェイズに何マス進むか、言うために使います。
選んだコマは他のプレイヤーには分からない様にしてください。
選んだら、残り4枚は隣の人が1枚ランダムに抜き取ります。
抜き取ったコマは抜き取ったプレイヤーが確認できるので、取られたコマは相手にもバレるので気を付けましょう!
宣言フェイズ
宣言フェイズと判定フェイズは交互に3回行います。
宣言フェイズで行うのは数字の宣言!
鼻コマフェイズに選んだ3枚の中から1枚選んで、数字を宣言しましょう!
嘘をついても、つかなくても、どちらもOKです。
仮に嘘をついてもバレなければ、宣言した数字を進めることができます。
気を付けないといけないのは、一度宣言すると、奇数か、偶数かが固定されてしまうこと!
もし最初に6と宣言をしたら、偶数しか宣言できなくなります。
6→5→4という宣言はできない訳ですね~
最初に奇数と偶数、どちらを宣言できたか、分かるように宣言した数字に合わせて奇遇コマを置きましょう。
判定フェイズ
宣言したら判定フェイズです。
判定フェイズはブラフを見抜くフェイズです!
宣言した以外のプレイヤーは一斉に判定コマで嘘か、本当か、意思表示をしましょう
宣言が嘘だと思ったら「嘘」を表に、
宣言が本当だと思ったら「真」を表に出しましょう。
全員「真」を出していたら、宣言した数字をそのまま進みます。
誰かが「嘘」を出していたら、宣言と共に選んだ鼻コマを表にしましょう。
嘘ついたか、どうかの判定に移ります。
嘘をついてたら、見破った人が宣言した数、進みます。
逆に本当のことを言っていたら、宣言通り進みます
そして「嘘」を出した人がペナルティ!「嘘」を出した人はこのラウンド使った鼻コマの個数分後ろに下がります。
更にこのラウンド、「嘘」判定を出せなくなります。
無計画に「嘘」判定を出して失敗すると、相手が嘘ついていると分かっていても「嘘」判定を出せなくなります💦ここぞ、と言うときに使いましょう。
全員没収された場合か、没収されていない人が一人になってその人が手番を終えた場合に全プレイヤーが判定コマを手元に戻します。
判定が終わったら、ゲームボードの中央に鼻コマを重ねましょう。
鼻コマを重ねたら、隣のプレイヤーの宣言フェイズになります。
ラウンド終了
全員が3回ずつ宣言フェイズと判定フェイズが終わったら、終了フェイズです。
終了フェイズは中央に重ねた鼻コマをスタートプレイヤーから順に上からコマを3個ずつ取っていきます。
手持ちの鼻コマは必ず7個ですが、中身が変わるので、毎ラウンド毎ラウンドで最適解を考えないとですね~
ゲームの補足
キノピオの鼻コマ
鼻コマの中に数字ではなく、キノピオが書かれている鼻コマがありましたね。
このコマは判定後に表にすると、宣言した数字の2倍進める効果があります!
つまり、6を宣言した後にキノピオの鼻コマをオープンすると、12マスも前に進むことができます!!
ただし、キノピオの鼻コマは数字がないので、「嘘」を出されると必ず失敗するハイリスクハイリターンのコマです。
ここぞ!と言うときに使いましょう
+3マス
ゲームボードに【+3】 のマスが書いてます。これが+3マス!
ここに止まると追加で3マス進めます。
ゴールマス
ゴールマスはここに止まるとゲーム終了。止まった人が勝者になります。
ただし、通過したらゴールできません。超過したマスの分だけ戻ります。
ゴールまで残り2マスで、3を宣言したら、ゴールから1マス後ろに戻ります。
このゲームの面白さ
相手の裏の読み合いが楽しい
ブラフゲームということで、自分や相手のブラフで相手を騙す、騙されるのが楽しいです😆
「この嘘なら、相手を騙せるかな?いや、敢えて嘘をつかない方が深読みしてくれるかな?」なんて考えて、数字を宣言する。その手に相手が騙されるか、どうか、息が詰まるような緊張感が堪らなくワクワクします。
その相手との腹の探り合いがこのゲームの醍醐味です。
ただ、やってみて感じたのは、何回か遊んでみないと、コツがつかめない感じがしました。
ブラフゲームなので、勝ち筋が分かった上で嘘と本当を織り交ぜないとブラフになりません。
このゲームは想像以上にコマの進みが早いです。
10マス以上差が開いて、「これは追いつかれないだろうなぁ」って思っても油断しているとすぐ追いつかれてしまいます。
何回か、遊んでこそ、真に楽しめる、そんな感じのゲームでした(・∀・)/
定期的にボードゲーム会を開いています
このブログで紹介しているゲームはほぼ全てプレイ可能です!
気になるゲームがあったら是非遊びに来て下さい(^O^)/
※全ては持っていかないので、遊びたいゲームがある場合は事前に連絡頂けると嬉しいです😃
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